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キス魔な彼女と草食系僕  第十四話

僕達はいつもより早く家を出たおかげで、走らなくてもいつもより早く学校に着いた。

「今日は二人共早いねぇ」

校門の所で京極に声をかけられた。

「あ、おはよう、京極」

「うん、おはよぉ」

京極はいつものように返してくれた。

「二人共仲良いねぇ」

京極は僕達を見ながら言う。

あの後、泪はもうあんなに密着することはなかったけど、登校する間ずっと手を繋いでた。

「だって私達ラブラブだもん!」

泪は恥ずかしがることなくそう言った。

「ちょ、泪、声大きい‥‥」

「いいじゃん別に。『他人がどう思われようが関係ない』のが私なんでしょ?」

「それは‥‥そうだけど‥‥」

なんかものすごく余計なことを言った気がしてきた。

「だったらいいじゃん!」

泪はそう言ってまた僕の腕にしがみつくようにくっついてくる。

「る、泪!」

「嫌?」

泪はそう言って僕の目を見る。

「嫌、じゃないけど‥‥その‥‥」

柔らかいモノが‥‥腕に押し付けられてる。

多分泪は気付いてないんだろうけど‥‥

「ないけど、何?」

泪はさらに密着してくる。

「えっと‥‥」

「楽しそうだねぇ」

僕が困っていると、京極が口調はいつものまま、だけど表情は真剣な表情で言う。

「京‥‥極?」

「今日放課後、細雪が呼び出されてる」

京極の口調も真剣になっていた。

「何で‥‥?」

「多分昨日のことが原因だろう‥‥何されるかは、まぁ言わなくても分かるだろ」

「昨日のことって‥‥何で億川さんが関係あるの?」

泪が僕にくっついたまま聞く。

「それは‥‥」

「細雪はあいつらに利用されたんだ」

僕が説明するより早く京極が話し始めた。

「利用?」

「細雪はあいつらに翔太を呼び出すように頼まれたんだ」

それは、確かに嘘ではなかった。

「でも結局あいつらは返り討ちにあった‥‥細雪に八つ当たりする気なんだろ、多分」

「そんな‥‥酷い‥‥!」

「なんでそんな話を僕達にするんだ?」

僕が京極に聞くと京極は僅かに表情を崩した。

「別に‥‥ただの報告だよ」
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