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キス魔な彼女と草食系僕二十九話

ゴールデンウイークも終わり、僕は久しぶりに学校に来た。

「久しぶりに一日中ショウと一緒にいられるよ!」

僕の後ろの席に座る泪が呟くような小さな声で言う。

‥‥身の危険を感じる。

「俺も今日は一日中雄祈といる!」

「いや、部活あるけどな」

奏さんと八雲君もいつも通りに僕の後ろにいる泪と話をしている。

朝のSHRのチャイムが鳴るぎりぎりに億川さんが教室に入って来た。

教室の中が一瞬静まり、そして大騒ぎっなる。

あっという間に億川さんの周りに人だかりが出来る。

「ちょ、億川さん、どうしたの!?」

「凄い、別人みたい!」

「チョー可愛いじゃん!」

「え、あ、その‥‥」

人だかりに囲まれ、億川さんがこれ以上ないほど戸惑っている。

「やっぱ億川さんって可愛いんだね」

泪が身を乗り出して僕に言う。

「ほら、さめちゃん困ってるじゃねぇか」

奏さんが人だかりから億川さんを引っ張り出す。

「それにしても‥‥何かあったのか? それともイメチェン?」

「えっと‥‥」

億川さんは少し躊躇してから、僕の方を向いて言った。

「宣戦布告‥‥です」

皆頭の上に?がついたような顔になる。

「どういう意味だ?」

奏さんが億川さんに訊くと、億川さんはにっこりと微笑む。

「秘密、です」

「えぇ、教えてよっ」

「すっごい気になるんだけど‥‥」

再び億川さんの周りに人が集まる、

「僕なんかしたっけ?」

僕は後ろを向いて泪に訊く。

だけど泪は一人でぶつぶつ言って全く聞いていなかった。

「泪? どうかしたの?」

僕が訊きながら泪の腕を軽く叩くと、泪はハッと我に返ったような表情になる。

「ショウ‥‥気を付けてね」

「何んむっ!」

何に気を付けるの、と訊こうとした僕の口を泪がキスで塞ぐ。

少し抵抗したら泪はすぐに口を離した。

「ショウは‥‥私のなんだから‥‥絶対、離さない」

泪が小さい声で呟く。

「どういう意味なのか分かんないんだけど‥‥」

「ショウは分かんなくていいの」

泪はそう言ってもう一度キスをした。
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